人間学部 佐々木豊先生 第52回「博報賞」功労賞 受賞
人間学部 教授 佐々木豊先生が第52回「博報賞」功労賞を受賞されました。
<賞状を受け取る佐々木先生 左から2番目>
〇博報賞とは…
児童教育現場の活性化と支援の目的として、財団創立とともにつくられました。「ことばの力を育むことで、子どもたちの成長に寄与したい」そんな想いを核として日々教育現場で尽力されている学校・団体・教育実践者の「波及効果が期待できる草の根的な活動と貢献」を顕彰しています。またその結果の共有、地道な活動の継続と拡大の支援も行っています。
佐々木先生は小学校教諭のほか、44年以上にわたり児童詩教育実践の活動をおこなってこられました。また「池田子ども詩の会」「関西子ども詩の会」にて詩を作る楽しさ・親しみをたくさんの方へ伝える活動をされています。さらに国語辞典に記載されていることばの意味を子ども自身が考え、創作する「イメージ辞典」づくりにも長期に渡って取り組んでこられました。
今回受賞された佐々木先生のコメント
「ことばを憶える国語ではなく、ことばを考える国語でなくてはならない」
答えや意味を暗記するのではなく、子どもの発想やイメージを大切にし、感動を意識化させる。自分で考える力を育み、のびのびとした表現をさせることは子どもたちの豊かな成長に繋がるように感じます。
「子ども発達学科の先生が面白そうなことやってるなってアピールしたい」
「太成学院大学に賞を受賞した先生がいる」ではなくて、「子ども発達学科の先生が面白そうなことやってるで」といろんな方に興味を持って欲しいです。今回の受賞や今までの活動が、人間学部 子ども発達学科に興味がある方の背中を押せるようなきっかけになればいいなと思います。
~あべのハルカス〈縁活〉 「関西子ども詩の会」4月の会 ご案内~
日時:2022年4月16日(土)午後2時~午後3時20分
講師:高丸もと子さん・詩人
※詳細はこちらへ
◇佐々木豊先生の主な著書◇
小学校国語教科書 「みんなと学ぶ」(学校図書株式会社)
あいうえおからのおくりもの-私のイメージ辞典(メディアランド)
心のさんぽ-家族で楽しむ詩の絵本(銀の鈴社)