【西洋中世文化事典 刊行】人間学部 黒川正剛教授が執筆に参加
本学人間学部の黒川正剛教授が執筆に参加した『西洋中世文化事典』(丸善出版)が刊行されました。
「西洋中世」とは、5世紀から15世紀頃のヨーロッパ世界を指します。
「中世暗黒時代」と言われることもありますが、この時代に現代のヨーロッパ文化の基礎になるいろいろな種がまかれました。
歴史、文学、美術など様々な研究分野で論じられる時代ですが、映画やゲームなどの創作物でも扱われ、現代にも影響を与えている時代です。
環境と自然、国家と支配、ことばと文字、交易ともの、身体と衣食住、信仰と想像、ジェンダーと人生サイクル、美術と表象など全16章からなる本事典は、学際的な、画期的な内容の事典です。
黒川教授は、「身体の知」という項目を執筆し、獣帯人間(占星術と医学に関係)、
解剖・出産、化粧・美を論じています。
図書館などでぜひご覧ください。
《著者名》西洋中世学会 編
《発行元》丸善出版
《発行年月日》2024年11月
《判型》A5 210×148
《ページ数》736ページ
《ISBN》978-4-621-31019-9